「サステナブルえびせんべい」はSDGs、とくに食品ロスについて美味しく考えてもらうためにつくられた、今までにないお菓子です。
名古屋に本店を構えるえび菓子の「桂新堂」、カレーうどんの名店「若鯱家」、そして名古屋国際中学校・高等学校と共に共同開発しました。
サステナブルえびせんべいができるまで
「美味しい」でつくる、ちょっと良い未来。
桂新堂は慶応2年(1866年)創業以来、美味しいえび菓子を1人でも多くの人に食べてほしい、そんな想いでお菓子をつくってきました。
私たちは長年積み重ねた知識をもとに、それぞれのお菓子をつくるときに、海老のどの部分を使うと美味しくなるかを考えてつくっています。
しかし、美味しさを求めてしまうと、頭や殻が使いきれないこともあります。
いま、世界は SDGs の名のもと、持続できる仕組みをつくろうとひとつになって、取り組んでいます。
私たちもこの取り組みに賛同します。
更にうれしいことに、若鯱家様と名古屋国際中学校・高等学校の皆様にも賛同いただき、新しい商品を開発すべく持論を重ねてきました。
生地に甘えびの頭のペーストや若鯱家の製麺工程で出るうどんの端材を加えた、食品ロスを考えながらも、美味しさにはこだわったお菓子をつくりました。
サステナブルえびせんべいができること
サステナブルえびせんべいが達成する、SDGs 5つのゴールをご紹介します。
食品廃棄の削減
サステナブルえびせんべいは1ロットの生産(せんべい4,500枚・12袋商品375個分)で、使いきれなかったえびの頭を2kg、うどんの端材を2.5kg消費することができます。
海の資源の有効活用
乱獲防止の為に漁期や一隻当たりのかご数の上限、網目の大きさが 1.7cm 角以上と定められているえび籠漁で漁獲された甘えびを使用しています。
森林保護を意識した外装
掛紙には森林の健全な育成のため、伐採された木材からできた「間伐紙」を使用しています。間伐は森林の健全な成長を促すために木を伐採し、十分な日当りが確保できるようにする大切な作業です。
できるだけ使用する紙の量を減らし、森林保護にも努めています。
中高生の学びの機会として
企業だけで完結させず、名古屋国際中学校・高等学校 SDGs 未来倶楽部「Sus-Teen!」のメンバーと一緒に議論を重ねることで、ただ商品をつくるだけでなく、未来を担う学生たちが社会課題について考え、解決する機会を設けることもできました。
商品の売上の一部をなごや環境大学(名古屋市)の取り組みに寄付いたします。